今回は私が「買わない暮らし」を読んで考えたことを書きたいと思います。
暮らしの本が好きで、お金のことや買い物についての考え方を知れたらと思い、筆子さんが書いたこの本を手に取りました。
その中でとっても印象に残った部分があります。それが『お金より大切なものを知る』という章で出てきた、『足りないマインドVSたっぷりあるマインドという所』です。ここを読んで私は、足りないマインドに支配されてると思いました。
そう思った理由についてお伝えします。
たっぷりあるマインドと足りないマインドとは
たっぷりあるマインドとはたっぷりあると考えることです。その反対に足りないマインドとは、足りないことや出来ないことに目を向ける思考です。
買わない暮らし 著書:筆子
これを読んだ時、私はこれだと思いました。あるにも関わらず、足りないと思ってしまう。お金や時間にもそうですし、物に対してもそうなのでストックしないと不安になったりします。物を捨てる時にも足りないマインドが邪魔をし、まだ使えるかも、勿体無いと捨てるのに躊躇してしまったり、捨てたのにまた買ってしまいそうになったりします。
昔よりは大分ましにはなったものの、あれもこれも私にはまだ足りないという考え方は、まだまだ根強くあるなと読んでいて改めて感じました。
足りないマインドはなぜだめなのか
この著書によると、お金のストレスが増え、すでに家に充分物があるのに、また買ってしまうことが起きるそうです。
これを読んで、確かにと思いました。だから以前より物は減ったものの、何故か一定のものが多くなったり、人から頂いたものを使わなくても断れなかったりするのかと気付きました。
買い物の頻度や内容は減りましたが、頂きものや無料のものを全然断れませんでした。(人が使わなくなった化粧品や洋服等)ありがたい時もあるのですが、いらないものも多いです。
足りないと思ってる人は足りない分を埋めるために常にほかの人から、「少しでもいいから、取ろう、もらおう、奪おう」としています
買わない暮らし 著書:筆子
この一文が衝撃的でした。そういう余裕のない卑しい想いが私にもあるかも、、、、と恥ずかしくなりました。本当に思う時があって、その時の自分が嫌いでした。でもどうしてそんな想いを巡らせるのかわかりませんでした。
根本的にこの足りないという気持ちから、生まれてきてるんだと目から鱗でした。
どうしたらたっぷりあるマインドになれるのか
足りないマインドの根本的な部分に、幸せなパイはひとつ分で有限であり、だれかがすでにかなりの分を取ってしまっているという考え方をしていると記されていました。この考え方は間違っており、そもそもそんなパイは存在しないと筆子さんはまとめています。
確かに誰かのものになったら、私のとこにこないのではないか、今手放すともう良いものはないんじゃないか等の考え方の元がこのパイの話なのかなと思いました。私も日常の至る所でその考え方をしていると、反省しました。それが大きくなってなんとなく何かが足りないという風に感じてるんだなと。
周囲の物や環境で今あるものに目を向けると、もうすでに充分あるなと思えました。その時点でたっぷりあるマインドでいれるはずですよね。形のない幸せはそもそも取り合えないし、この足りないと考えること自体が間違いです。そう考えるとなんだかすごく楽な気持ちになりました。
もう満ち足りてるなって。
まとめ
今回は暮らしの中で、自分自身のマインドをたっぷりあるマインドに変える大切さを学びました。
このマインドを育てていき、自分のなかにある足りないマインドにさようならしていきたいと思います。考え方も大事ですが、行動も同じ位大事だと思うので、足りないマインドから生じた行動を辞めていこうと思います。
足りないマインドで生きている方がおられましたら、一緒にたっぷりあるマインドに変えていきましょう。
みなさんも機会があれば、筆子さん著書の『買わない暮らし』読んでみて下さい。一部のみ紹介しましたが、買い物や節約について等ほかの章も勉強になる考え方ばかりでおススメです。
お読みいただきありがとうございました。
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